オンラインカジノではスロットやルーレット、トランプなど、多種多様なゲームをプレーできます。
ゲームのほとんどは「時の運」に左右されますが、中にはプレイヤーの判断と度胸が勝ち負けを左右するゲームがあります。
その一つが、トランプを使ったテーブルゲームの「ブラックジャック」です。
ブラックジャックとは数字の大きさを争うゲーム
ブラックジャックはプレイヤーとディーラーとが対面で勝負を争います。
ブラックジャックのルールはとてもシンプルであり、配られたカードの数字を合計して、大きい数字になっている方が勝ちとなります。
ただし、大きければ何でも良いというわけではないのがブラックジャックの面白さと言えます。
ブラックジャックのルールは以下になっています。
1)カードの数字の数え方
カードの数字はそのまま「2は2」、「5は5」と数えますが、絵札の「J・Q・K」は全て10として数えます。
そして、「A」は1と11のどちらでも、都合の良い数字で数えることができます。
2)一番強い数字は21
手持ちカード(ハンド)の合計数字が21になると最強となります(ブラックジャック)。
従って、21により近い数字の方が勝ちになりますが、合計数字が22以上になると負けてしまいます。
ディーラーとプレイヤー双方の数字が同じ場合はプッシュ(引き分け)です。
ブラックジャックの勝敗のポイントはプレイヤーのアクション
ブラックジャックの勝敗を左右するのが、プレイヤーのアクションです。
アクションとは、カードの追加(ヒット)や追加の拒否(スタンド)など、プレーを進めるための手段を選択することです。
どのアクションを判断するかがブラックジャックの醍醐味でもあります。
アクションの種類には以下などがあります。
1)ダブルダウン
ベットを2倍にして、カードを1枚だけヒットします。
その時点でスタンドになるため、4枚目のカードは引けません。
ハンドが10や11などの時にダブルダウンを実施しています。
2)スプリット
最初に配られた2枚のカードの数字が同じだった場合、1枚ずつに分けてハンドを2組にすることができます。
当然、ベットは倍になります。
2枚ともAや10などのハイカードだった場合にスプリットが利用されます。
3)インシュアランス
ディーラーのアップカードが「A」だと、ブラックジャックになる可能性が高くなります。
その場合は、ベット額の半額を追加することで保険(インシュアランス)をかけられます。
仮に、予想通りディーラーがブラックジャックになると、インシュアランスのベット額の3倍の配当をもらえます。
結果的にゲームには負けましたが、収支は±0になります。
ディーラーがブラックジャックにならなかった場合は、インシュアランスのベットが没収されます。
4)サレンダー
ディーラーのアップカードを見た時に『勝てない』と判断したら、勝負を放棄できます。
ベットの半額が返還されます。
ブラックジャックの進め方と勝負の決定
ブラックジャックは以下の手順でゲームが進みます。
①まず、プレイヤーがベットします。
②ディーラーが自分とプレイヤーにカードを2枚ずつ配ります。
ディーラーのカード2枚の内、1枚だけ表にして配られます(アップカード)。
③プレイヤーがアクションを決めます。
仮に、最初の2枚のカードの合計数字が11以下だった場合は、ヒットした方が得策です。
つまり、追加でどんなカードが来ても22以上になることがなく、10以外のカードであれば21に近づけます。
④ディーラーが追加のカードを引きます。
なお、ディーラーのハンドが16以下だった場合は、17以上になるまで自動的にヒットが続けられます。
ディーラーかプレイヤーのいずれかが、最初の2枚のカードだけでブラックジャックになっていると、その時点でブラックジャックのできた方が勝ちです。
また、プレイヤーがヒットした際にハンドが22以上になった場合は、プレイヤーの負けが確定します。
それ以外の場合は、ディーラーがカードを引いた後で勝負が決します。
ブラックジャックの基本配当とサイドベット
ブラックジャックの配当は以下になります
1)基本配当
・勝ち:2倍
・ブラックジャック:2.5倍
基本配当が2倍のため、ベットした額と同額の利益を得られます。
例えば、10ドルをベットすると20ドルが付与されるため、差引き10ドルが儲けになります。
ちなみに、引き分けの場合はベット額がそのまま戻ってきます。
2)サイドベット
ブラックジャックは通常のベットの他に、「サイドベット」というシステムがあります。
サイドベットの主なものとして「パーフェクトペア」や「21+3」があり、当たると配当を得られます。
パーフェクトペア
プレイヤーの最初の2枚のカードが対象になっており、数字とスート(マーク)の当たり方で配当が変わります。
21+3
プレイヤーの最初の2枚のカードと、ディーラーのアップカード3枚が対象になります。
パーフェクトペアと同様に数字やスートを当てますが、パーフェクトペアよりも賭けの対象が大幅に多くなっています。
まとめ
ブラックジャックは2枚のカードが配付された時点で、追加のカードやアクションをどうするかという判断が勝敗に大きく影響します。
ちなみに、10のカード(10・J・Q・K)の出る確率は30%(13分の4)であることを常に頭に入れておきます。